2016年11月11日

iOS バージョンアップ,2ファクタ認証で焦る

  iPhone6 Plus の iOS 10.1.1 へのバージョンアップをする. いつものようにインストール後に再起動がかかって,AppleID を入力した後,今度は「2ファクタ認証」で確認コードを入れよといってくる.OSのバージョンアップの一環?としての iCloud の設定に関連して.

そんな設定をしたっけ,すっかり忘れている.「確認コード」とやらがどこに送られてくるのかも憶えていない.よくみると,この画面には末尾2桁の数字が表示されており,どうやらその番号の携帯にSMSを送るようだ.

ところが,である.その電話番号は今まさにアップデートしようとしているiPhone6 Plus の番号になっているではないか.そんな設定,なんでしたのかな? 憶えがない.とにかく,これじゃSMSの受信できんじゃん!!

慌てる,慌てる.慌てて「2ファクタ認証」の画面で「戻る」をタップ,この過程を「スキップ」する.すると「iCloud の設定をアップデート中」の表示が今度はずーっと続いたままになる.10分待っても20分待っても先に進まない.30分ほどそのままにしておいたが埒が明かず,仕方なく一旦電源を切ることに.

その後,手元にあった iPad mini4 の電源を入れてみると,小さな Window が表示されてそれらしき6桁の数字が表示された.なんだ,この数字をさっきの「2ファクタ認証」の時に入れてやればよかったのか,となったのだが,確かめてはいない.

それより,とにかく別の携帯の電話番号に確認コードを送るように設定しておこうと,Appleのサイトで確かめてみると,その手順は以下の通り.

  1.  他の iOSデバイス(私の場合は iPad mini4 )の「設定」から 「iCloud」をタップして移動
  2.  ここで 「Apple ID ユーザ名」をタップ
  3. すると表示される「パスワードとセキュリティ」をタップして
  4.  「信頼できる電話番号を追加」 ここで,SMSが受信できる携帯等の電話番号を新たに入力する

これで私の場合,今までのiPhone6 Plus の電話番号の他に,手持ちのAuのガラケーの電話番号を信頼できる電話番号として設定.

で,あらためて iPhone6 Plus の電源をON. 当然ながら,iPhone6 Plus はまたOSバージョンアップ後の起動画面から始まる.そこで Apple ID を入れたりした後,先ほど同様に2ファクタ認証画面となる.今度は,先ほど設定した2個の電話番号(の下2桁)が表示され,どちらに確認コードを送るのか選択できるようになっていた.

迷わず新たに設定したAuのガラケーの番号を選択,ほどなくSMSで6桁の確認コードがガラケーに送られてきて,その番号を iPhone6 Plus 側で入力すると,「iCloud の設定をアップデート中」の画面が表示されるが数十秒でここもクリア,無事 iOSのバージョンアップ終了.やれやれ.


これって私は iPhone 6 Plus 以外に SMSを受信できる携帯(と iPad mini4 )を持ってたから良かったけれど,もし iPhone 1台しか持ってない人はどうするんだろ? 信頼できる電話番号として iPhone 自身 を設定していたらお終いだ.だって OSアップデートの途中で要求される確認コードは,まさにそのアップデート途中の iPhone に送信されるわけで,当然アップデート中にはそれを見ることができないんだし.






0 件のコメント: