2012年1月29日

LifeTouch Note にTeamViewer を入れてみる

 TeamViewer とはPCをAndoroid側からリモートコントロール して使用するアプリ. 
(単にリモートコントロールするだけではなく,ファイル転送とか色々用途がありそうだが,そこはパス)

Andoroidでは(iPadでもそうだが),私がPCでいつも使用している文書作成用のソフト LaTeXを使うことができない.PCを遠隔操作できれば,Andoroid側からPCのLaTeXを使えるだろうと試してみる.

常用しているPC(私の場合はThinkpad Edge, Windows7) と LifetouchNote に,このTeamViewer をインストール.個人利用なら無料なのが有難い.

マニュアルに従えば,PC側もLifeTouch Note 側も簡単に利用可能になる.LifeTouch Note ではちゃんと横画面に対応してくれている.

さっそく仕事場に置いたThinkpad を,帰宅してから LifeTouch Note で実際にリモート操作してみる.PC側に表示される TeamViewer ID とパスワードをどこかにメモしておくことが必要.1日目はこれを忘れて,家に帰ってから接続出来なかった.

ネットへの接続は,PC側もWiFi経由(PC,LifeTouch Note 両者ともいつもの環境で最低でも下りで10Mbps,上りで5Mbpsは出ている).で,結果であるが,まぁ使えないことはないが,ちょっと普段使いには苦しすぎるだろう.応答がワンテンポもツーテンポも遅れるという感じである.もっさりを我慢する忍耐力が必要.またPCのマウス操作を,LifeTouch Note側ではタッチペンでやることになるのだが,これがなかなか面倒というか慣れない.使いこなすのが大変そう. 

肝心のLaTeXだが,エディタ(QXを利用),dviout,dvipdfm 等を含めてちゃんと利用は可能.PC側で動いているのだから当たり前か.エディタでの日本語入力もPC側で日本語入力ONにすれば特に問題はない(Andoroidでの日本語入力が直接できるわけだはない).
他のPC側アプリも利用できる.LifeTouch Note側の画面が小さいのでその分見難いけれど,それは仕方がない.

結局のところ,常時利用すると言うより,出張時などの非常用だろう.一応インストールしたままにしておく.ただ出張時の非常用といっても,出張している期間はPCを立ち上げたままにし,かつPC上でTeamViewerを立ち上げたままにしておかねばならない.これを忘れたら意味が無い.さらに,TeamViewer ID は接続するPCが同じなら変わることがないが,パスワードはPC側でTeamViewerを立ち上げるたびに異なるので(変化しないように設定も可能だが,セキュリティ上は好ましくない),注意しなければならない.