2016年11月18日

QCY Q26 Bluetooth 片耳イヤホン, Audibleを聞くのに最適!

 私の通勤は片道およそ45分ぐらいで,バスと徒歩である.以前はバスの中でiPhone 6 Plus でネットを見たり,Kindle で本を読んだりしていた.しかしバス走行時の揺れのせいか,はたまた老眼のせいか,どうもにも目が疲れる.老眼のせいで細かい部分が読みづらく,その都度画面を拡大するのも面倒というわけで,バスの中で携帯機器を眺め続けることは億劫になってしまった.もちろんバスを降りてからの「歩きスマホ」も論外である.

その後しばらくは iPhone とイヤフォンで音楽を聴いていた.しかし片道の半分以上は徒歩で,しかも歩道があるわけでもなく,結構車も通るので,両耳がふさがった状態は怖くて歩けない.しかたなくApple純正のステレオイヤフォンの片方を外し片耳で聞いていた.バスの中ではステレオで聞き,降りると右チャンネルだけというのも不自然だが,やむ終えずそうしていた.音楽はやはりステレオで聞きたくなるもので,ついつい片方を外すのを忘れて歩いたりすることも.

で,最近,Amazon の Audibleのお試しにはまっている.朗読ものだったら,そもそもステレオで聞く必要がないのだ.昔読んだ本やら新刊などあれこれ通勤時に聞いて楽しんでいる.


ところが一月ほど前から,iPhoneのイヤフォン,なぜか右側の音のみが小さくなってしまうという故障に見舞われる. しかたなく新しくイヤフォンを買うことに.どうせ片耳でしか聞かないのだから,ステレオではなく片耳専用のイヤフォンを買おうと捜してみると,コード式の片耳イヤフォン(あるいはイヤフォンマイク)というのは数少ないのだ.Bluetoothの片耳イヤフォン(イヤフォンマイク)の方が数はありそう.

ということで,片耳の青歯イヤフォンを買ってみる.買ったのはこれ.




例のごとくAmazonで注文して,その日のうちに到着.思っていたよりは大きい.といっても,わずか4.9g.単体でバッテリーまで含んで,これより小さくするのは難しいかとは思うが.早速につけてみる.



家内いわく,つけると意外と目立つと.何を耳にくっつけてるんだ,と.購入したのは白色で,肌に多少なりとも近い色として選んだのだが.

耳が髪で隠れている家内は,白色のこれを付けても外からはほとんどわからない.女性は(長髪男性含む,髪で隠すことが前提なら),黒色を買っておけば良いかも.

着用してみると右の耳は耳栓をしたようになって(まぁカナル型なので当然であるが),今までAppleのステレオイヤフォンの片方だけを着けていた時と比べると,右側外界からの音の情報量はぐっと減る.純正イヤフォンはインナーイヤータイプで,着けていても外の音がある程度聞こえる.左耳は空いているのだから全体として問題はないだろうが,右耳が完全にふさがれる,右側の情報量が減るのは嫌だと感じる人もいるかもしれん.

スポーツ仕様とあるが,別にスポーツをするために買ったわけではない.スポーツ仕様というからには運動時でも外れにくくなっているだろうから,普段使いで耳から外れることもないだろう,ぐらいなつもりで選んだ.値段も安かったし(2000円!). 購入後ほぼ1ヶ月間,平日の通勤時に使用しているが,耳から外れたことは一度もない.これは人によって耳穴の形状とのフィッティングの加減にもよるだろうが,私の場合は問題なし. ちなみにイアピースが大,中,小の3個付いてくるので,耳穴の多少の大きさの違いは吸収してくれそう.私は中を使っている.

私の場合,朝夕合計1.5~2時間ほど聞いてもバッテリーは大丈夫.たまに長時間聞いて電圧が低下してくると(3時間弱ぐらいか), 女性の音声で "Low Battery "と警告してくれる.他にも,Bluetoothに接続されたときは "Connected",切断されたときには"Disconnected"などとそれぞれ伝えてくれる.

充電に要する時間は1時間ほどでOKだ.ただ,充電するときに毎回このUSBコネクタのカバーを開けるのが面倒.何せ写真のごとく本体が小さいのであきらめるしかない.ワイヤレスで給電(充電)できれば文句なしだが.




最後に音質. Audibleで朗読を聞く分にはまったく問題なし.そもそも音質に対してこだわりがあるわけでもなく,バックグラウンド的に音楽を聴くのにも十分だろう,そもそもステレオでもないのだし. またこのイヤフォンはマイクも使えて(そもそもイヤフォンマイクだった),通話もできるはずだが,通話等はしたことがないので未評価.

なお,私が購入した製品には,一応簡単な日本語マニュアルが付いてきた.
一通りのことがわかるが,ちょっと日本語が残念!(功能ボタン⇒機能ボタン?とか)




2016年11月11日

iOS バージョンアップ,2ファクタ認証で焦る

  iPhone6 Plus の iOS 10.1.1 へのバージョンアップをする. いつものようにインストール後に再起動がかかって,AppleID を入力した後,今度は「2ファクタ認証」で確認コードを入れよといってくる.OSのバージョンアップの一環?としての iCloud の設定に関連して.

そんな設定をしたっけ,すっかり忘れている.「確認コード」とやらがどこに送られてくるのかも憶えていない.よくみると,この画面には末尾2桁の数字が表示されており,どうやらその番号の携帯にSMSを送るようだ.

ところが,である.その電話番号は今まさにアップデートしようとしているiPhone6 Plus の番号になっているではないか.そんな設定,なんでしたのかな? 憶えがない.とにかく,これじゃSMSの受信できんじゃん!!

慌てる,慌てる.慌てて「2ファクタ認証」の画面で「戻る」をタップ,この過程を「スキップ」する.すると「iCloud の設定をアップデート中」の表示が今度はずーっと続いたままになる.10分待っても20分待っても先に進まない.30分ほどそのままにしておいたが埒が明かず,仕方なく一旦電源を切ることに.

その後,手元にあった iPad mini4 の電源を入れてみると,小さな Window が表示されてそれらしき6桁の数字が表示された.なんだ,この数字をさっきの「2ファクタ認証」の時に入れてやればよかったのか,となったのだが,確かめてはいない.

それより,とにかく別の携帯の電話番号に確認コードを送るように設定しておこうと,Appleのサイトで確かめてみると,その手順は以下の通り.

  1.  他の iOSデバイス(私の場合は iPad mini4 )の「設定」から 「iCloud」をタップして移動
  2.  ここで 「Apple ID ユーザ名」をタップ
  3. すると表示される「パスワードとセキュリティ」をタップして
  4.  「信頼できる電話番号を追加」 ここで,SMSが受信できる携帯等の電話番号を新たに入力する

これで私の場合,今までのiPhone6 Plus の電話番号の他に,手持ちのAuのガラケーの電話番号を信頼できる電話番号として設定.

で,あらためて iPhone6 Plus の電源をON. 当然ながら,iPhone6 Plus はまたOSバージョンアップ後の起動画面から始まる.そこで Apple ID を入れたりした後,先ほど同様に2ファクタ認証画面となる.今度は,先ほど設定した2個の電話番号(の下2桁)が表示され,どちらに確認コードを送るのか選択できるようになっていた.

迷わず新たに設定したAuのガラケーの番号を選択,ほどなくSMSで6桁の確認コードがガラケーに送られてきて,その番号を iPhone6 Plus 側で入力すると,「iCloud の設定をアップデート中」の画面が表示されるが数十秒でここもクリア,無事 iOSのバージョンアップ終了.やれやれ.


これって私は iPhone 6 Plus 以外に SMSを受信できる携帯(と iPad mini4 )を持ってたから良かったけれど,もし iPhone 1台しか持ってない人はどうするんだろ? 信頼できる電話番号として iPhone 自身 を設定していたらお終いだ.だって OSアップデートの途中で要求される確認コードは,まさにそのアップデート途中の iPhone に送信されるわけで,当然アップデート中にはそれを見ることができないんだし.