2013年4月10日

Evernote Tips:パスワード保護したPDFファイルの扱い

 
 PDFファイルをEvernoteに保存することはよくある.通常,保存したPDFファイルは,Evernote for Windows だと,その先頭ページがそのままノートに表示されていて非常にわかりやすく便利なつくりになっている.表示されている先頭ページをダブルクリックすると,デフォルトの閲覧用アプリケーション(多くの場合は Acrobat Readerだろう)が立ち上がってくれる.

 一方,パスワードで保護したPDFファイルをEvernoteに保存したいこともしばしば生じる.パスワード保護が必要なほど重要なファイルをクラウド上に置くのも我ながらどうかとも思うけれど. 

 パスワード保護したPDFファイルは,Evernote for Windows のノート上では四角い枠だけが表示されて,何があるのか一見わからない状態になる.まぁ保護しているのだから当然といえば当然なのだが,せめてWORDやEXCELのファイルのように,ファイル名だけでも表示して貰いたいものだ.

 困るのは,この四角い枠をダブルクリックしても標準の閲覧アプリが立ち上がってくれないことだ.一旦,四角い枠内でマウスを右クリックをして,「開く」を選択せねばならない.そして「開く」を選択すると標準の閲覧アプリ(私の場合はもちろんAcrobat Reader)が立ち上がり,パスワードの入力画面が現れ,パスワードを入力すればPDFファイルが見えるようになる.一手間かかるわけだ.

 PDFファイルと違って,WORDやECELのファイルの場合には,Evernote のノート上では常に添付ファイルとして表示されるので,中身を見るためには表示されているファイル名をダブルクリックして,関連付けられているアプリを起動させることになる.WORDのファイルなどがパスワード保護されている場合には,アプリを起動した時点でパスワードを入力すれば良い.つまりPDFファイルだけ扱いが異なるのだ.

 なお,iPadやAndroid上では,通常,PDFファイルもWORD,EXCELファイルも皆添付ファイルとしてノートに表示される.PDFファイルはWindows上のように先頭ページが常に表示されている状態にはなっていない.これらのファイルを見るためには,表示されているファイル名をもう一度タップして閲覧アプリを起動する必要がある.ちょっと面倒である.そしてパスワードで保護されていようがいまいが,閲覧の手順は同じなので,添付ファイル名をタップして閲覧アプリが起動した時点でパスワード入力すればよい.ある意味統一的な扱いになっている.

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