2011年4月16日

iBpっていうiPhone, iPad 血圧記録用のアプリが便利.

検診で血圧が高く要治療と言われてからすでに10年. それ以来,毎日,血圧の薬を飲み,また血圧の記録をつけざるをえなくなった.毎朝,毎晩,血圧を測ってはノートに手書きで記録し,それを一ヶ月ごとにエクセルでまとめ,グラフも作成して毎月医者に見せている.

毎日ノートのデータをエクセルに入力していけばどうってことないのだが,ついつい面倒でデータをまとめてエクセルに転記することになる.これが結構面倒.そこでPCで作成していた血圧記録用エクセルシートを,iPhoneで編集しデータを入力することをやってみた(以前に Quicksheet のことをこのブログでも紹介したのは,これをやるため) . これで,血圧を測定したら則,iPhone でエクセルシートに記録できるようにはなったのだが,やはりエクセルシートにわざわざ入力するのは面倒.

そこであれこれ血圧記録用のアプリを探して見つけたのがこれ ,iBP Blood Pressure


これを使えば簡単に日時,最高血圧,最低血圧,脈拍,体重を記録できる.さらに

  • 測定値を折れ線グラフにして表示してくれる.
  • グラフの表示範囲は1日から6ヶ月,1年と7段階に変更できる.また午前,午後と分けて表示したりと芸が細かい.
  • グラフは写真(図)としてカメラロールに保存できる.
  • データの平均値が自動的に計算される.
  • 血圧の分布状態が表示できる.
  • 測定値をCSV形式でメールで送ることができる.
  • 自由にテキストを記入できるコメント欄がある(私はこのコメント欄にその日の歩数を記録している).
これだけ色々なことができて,しかもiPhone ,iPad の両方で使えて115円.いまでは毎日欠かせないアプリになっている.
私の場合,医者にデータを整理して見せる必要があるので,データをCSV形式でメール経由でPCに送り,エクセルで再加工しているが,自分の記録のためだけならその必要もない.欠点といえば
  • 日本語化されていない(英語表記).
  • データを直接印刷できない.
ことぐらいだろうか.英語表記といっても
  • systolic pressure  収縮期血圧(最高血圧)
  • diastolic pressure 拡張期血圧(最小血圧)
  • pulse  脈拍
  • mean arterial pressure 平均動脈圧 
ぐらいがわかれば十分だし.

あ,もうひとつ注意点.iPhone, iPadの両方を使う場合,両者の間でデータの同期,共有はできない.これはちょっと残念.

しかし血圧が気になる人には,絶対のお勧めアプリである.